マーケティング・マネジメント(3)

5章ほど読了。あまり突っ込んだ話までよんでくとパンクしちゃうので、特に5,6,7章は飛ばし読み。まあでも当たり前だけど、個人相手と企業相手によってビジネスの仕方は大きく変わりますね。経営者はお客様のことをもっとちゃんと深く考えろってことかな。

3.市場での勝利:市場指向型戦略計画

戦略は考える要素が様々な上に、経営者の勘というのも銃になってくるので、やはり単純にシステムに乗せるというのは難しそうな印象。
印象に残ったのは戦略事業単位の設定は

  • 製品よりも市場に基づいた定義の方が優れている

という点。例えば「鉄道を運営する」でなく「人々と物資を運ぶ」といった感じ。顧客思考の柔軟な対応が事業単位レベルで考えられる。

4.情報収集と市場需要の測定

レベルごとにマーケティング情報システム、マーケティングインテリジェントシステム、マーケティング意思決定サポートシステムなんて分けられていたけど、違いが良く分からず。ただ、最低条件は結果を記録して取得できることで、システムが高度になってくるにつれて意思決定に資する情報が提供されてくるとかそういうこと。
マーケティングリサーチシステムについても詳しく書いてあったけど、突っ込むと際限なさそうなんでとりあえず飛ばし。市場の需要予測については、将来事業を営むについて常に考えておきたいところ。

5.マーケティング環境の観察

色々な社会的要因がマーケティングに絡んできますよと。今で言うとSOX法とかもそうですね。

6.消費者市場と購買者行動の分析

例えば富裕層と貧困層とか、セグメントによって購買動機は変わってきますよ、というお話。突っ込みすぎて心理学まで行っちゃうようだけど、そこまでは今のところ不要なので華麗にスルーパス

7.ビジネス市場と企業の購買行動

個人の消費者とは若干購買動機が異なってくる。流行ものとか何とかより、お金と機能のトレードオフ。営業の仕方も変わってくるでしょう。