ネットレイティングス、オンライン広告統計レポート「AdRelevance」を開始 - CNET Japan

AdRelevanceという名前から類推するに、インプレッション数のカウントを第3者の立場から保証するものなのかな、とおもったのですが

日本の主要ネット広告メディア130媒体からサンプリングされた3500以上の広告掲載ページを対象に、オンライン広告を自動収集、そこから得られたデータを統計処理し、掲載媒体、業種、広告主、キャンペーンなどの単位にまとめ、キャンペーンごと、広告主ごとの推定アドインプレッション数、推定広告費、出稿期間などをレポートする。

ということで少し違うみたいです。この説明だけではちょっとわかりにくいところもありますけど、サービス提供のステップとして(1)広告を自動収集し(2)媒体別、広告主別などの統計処理を行い(3)推定データを契約企業に提供する、という流れのようですね。
一つ疑問なのは、gifなどのバナー広告でどのように広告主を特定するのかということ。ほとんどのネット広告では、自社のシステムにしろダブルクリックなどを利用するにしろ、リンク先は何らかの配信サーバになっているはずなので、どうやって広告主を判断するのかとても疑問。ネットレイティングス社のサイトをみてみると

  • 個々の広告は、自動・手動を交えて、広告主名、広告主の業種、キャンペーン名、広告のリンク先になっているページ等の分類をおこないます。

うぇ、手動も交えてですか。結構人力な作業ですかねー。エンジニア的には技術的に本当に可能なのか?という疑問がふつふつと湧いてくるのですけれど、逆にその敷居の高さがこのサービスの強みということになっているのでしょう。