Ask、ユーザーの個人情報を消去可能に―しかし状況は変わらず | TechCrunch Japan

世間で騒がれているほどユーザはプライバシーを気にしない件。

マスコミはオンラインで集められた個人情報のプライバシーが侵害される隠れた危険を暴く記事を熱心に書いてきたが、一般ユーザーの反応はというと「見ぬこと清し」だ。

具体的な被害が見えにくいですからね。私は自分の検索ワードが名前とともに公開されると自殺しますが、今のところそういうことは起こっていないようですし。

Facebookがユーザーがユーザーデータを利用しようとしたとき初めてユーザーが反乱を起こし、Facebookを大いに慌てさせた。しかし、こういったプライバシー侵害は市場シェアに全然響いていない。私が知るかぎり、誰一人として、プライバシー問題を理由に、GoogleFacebookを使うのを止めた人間はいないのだ。

その点、マイクロソフトVistaで真逆なことをしてしまいました。あんなにセキュリティウィンドウがポコポコ立ち上がって、どんだけ過保護やねん!と。実際のところ、スキルの高くない一般のユーザにはああいう機能がとても大事だと思うのですが、当の本人たちはその大事さを認識していない。
結論、セキュリティやプライバシー保護を売りにするのは止めましょう。売りにしてはいけないだけで、対策はしないと叩かれるのですが・・・